総長様は極甘な妄想を止められない
「桜井をこの部屋に連れてきたのは
俺の質問に
まだ答えてもらってなかったから」
剣崎君の聞きたいことって
まさか……
告白の返事?
あわわ、なんて答えよう??
「えっ…と……
私は……あの……」
「さっきこの部屋に来た時
なんで泣いてた?」
質問って、そっちかぁ。
焦ったぁ。
それなら、素直に話せそう。
「私ね、昼休みに亮ちゃんと
電話で喧嘩しちゃったの」
「亮ちゃん?」
「いつも車で
送り迎えしてくれる……」
「ああ、年上彼氏な」
彼氏? 私の?
違うよ、違う違う!!
やっぱり剣崎君にも、勘違いされてたんだ。