花婿候補は完璧主義の理系御曹司!? 〜彼の独占欲には抗えません
いつもならまた過保護な発言を……と突っ込むところだが、そんな元気もない。
心の中にぽっかり穴が空いた感じがする。
ハーッと息を吐く私に伯父さんが席を立って近づいてきて、あるものを渡した。
「花音、これがじいさんの病室にあったよ」
それは手のひらサイズのアルバム。
いったいなんの写真?
そう思いながらアルバムを見ていくと、全部私の写真だった。
赤ちゃんの頃から最近のまで。
だが、どれもカメラ目線ではない。
どこかから隠し撮りしたものなのだろう。
母は祖父と縁を切っていたから、私に会うことができず、こっそり私の様子を見に来たのかもしれない。
両親が亡くなった時もすぐに駆け付けることができたのはきっと部下にでも私たち家族を見張らせていたからだろう。
そんなことをするくらいなら母に謝って仲直りすればよかったのに……。
最後の写真は私が研究所で蓮の膝の上で寝ている写真だった。
誰か研究員から入手したのだろうか。
心の中にぽっかり穴が空いた感じがする。
ハーッと息を吐く私に伯父さんが席を立って近づいてきて、あるものを渡した。
「花音、これがじいさんの病室にあったよ」
それは手のひらサイズのアルバム。
いったいなんの写真?
そう思いながらアルバムを見ていくと、全部私の写真だった。
赤ちゃんの頃から最近のまで。
だが、どれもカメラ目線ではない。
どこかから隠し撮りしたものなのだろう。
母は祖父と縁を切っていたから、私に会うことができず、こっそり私の様子を見に来たのかもしれない。
両親が亡くなった時もすぐに駆け付けることができたのはきっと部下にでも私たち家族を見張らせていたからだろう。
そんなことをするくらいなら母に謝って仲直りすればよかったのに……。
最後の写真は私が研究所で蓮の膝の上で寝ている写真だった。
誰か研究員から入手したのだろうか。