花婿候補は完璧主義の理系御曹司!? 〜彼の独占欲には抗えません
「なんでもない。お昼はミーゴレン食べたいな」
笑って誤魔化すと、蓮も「了解」と言って深く追及しなかった。
その後お昼ごはんを食べると、手配したガイドの案内で、バリ島の南端にあるウルワツ寺院に向かう。
寺院は断崖絶壁に立っていて、サルがあちこちにいて観光客に悪戯していた。
そう言えば、前に家族と来た時、父のサングラスをサルが奪ってたっけ。
「蓮もサルに気をつけてね」と声をかけたら、彼が急に私を抱き寄せたのでドキッとした。
「気をつけるのは花音の方。サルが花音のバッグを狙ってたよ」
「……ハハッ、ごめん」
寺院を散策すると、広場の前に観光客が集まってきた。
海に沈んでいく美しい夕日を眺めながらケチャダンスが始まるのを待つ。
広場の中央には半裸で腰布を巻いたダンサーが三十人ほど集まり、円陣を組んで踊り出した。
お姫様が魔王にさらわれるという古代叙事詩を題材にしていて、とても幻想的な雰囲気だ。
笑って誤魔化すと、蓮も「了解」と言って深く追及しなかった。
その後お昼ごはんを食べると、手配したガイドの案内で、バリ島の南端にあるウルワツ寺院に向かう。
寺院は断崖絶壁に立っていて、サルがあちこちにいて観光客に悪戯していた。
そう言えば、前に家族と来た時、父のサングラスをサルが奪ってたっけ。
「蓮もサルに気をつけてね」と声をかけたら、彼が急に私を抱き寄せたのでドキッとした。
「気をつけるのは花音の方。サルが花音のバッグを狙ってたよ」
「……ハハッ、ごめん」
寺院を散策すると、広場の前に観光客が集まってきた。
海に沈んでいく美しい夕日を眺めながらケチャダンスが始まるのを待つ。
広場の中央には半裸で腰布を巻いたダンサーが三十人ほど集まり、円陣を組んで踊り出した。
お姫様が魔王にさらわれるという古代叙事詩を題材にしていて、とても幻想的な雰囲気だ。