ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!~10回殺され追放されたので、今世は自由気ままな人生を満喫してもいいですよね?~
「そうだ、エド。人食い猿の討伐が終わったら、シアをカフェに連れていってやってよ。ランチチケットもらったんだけど、使い道がなくてねぇ」
「――ちょ、ベラさん、なに言ってるんです?」
たしかに一緒に行く相手がいないのは本当のことだけれど!
なにもここでエドを指名しなくてもいいではないか。相手はこれから、危険な仕事に赴くと言うのに。
(これって……)
物語の世界ではよくあるやつではないだろうか。
危険な任務に赴く前、『帰ったら結婚しよう』と言って出かけていくが、戻ってこられないという悲劇につながるというあれ。
いや、マルが大丈夫だと言っているから、大丈夫なのかもしれないけれど。
「そうか、シアは都には詳しくなかったもんな。任せろ」
そういう問題ではないのだが。エドもエドであっさり受け入れないでほしい。
なんて、シアが思っているのに、きっと彼は気付いていないだろう。
「危ない仕事の前に、変なこと言わないでくださいよ!」
思わずベラに食ってかかる。エドが生きて戻れないなんてことになったら大変だ。
「――ちょ、ベラさん、なに言ってるんです?」
たしかに一緒に行く相手がいないのは本当のことだけれど!
なにもここでエドを指名しなくてもいいではないか。相手はこれから、危険な仕事に赴くと言うのに。
(これって……)
物語の世界ではよくあるやつではないだろうか。
危険な任務に赴く前、『帰ったら結婚しよう』と言って出かけていくが、戻ってこられないという悲劇につながるというあれ。
いや、マルが大丈夫だと言っているから、大丈夫なのかもしれないけれど。
「そうか、シアは都には詳しくなかったもんな。任せろ」
そういう問題ではないのだが。エドもエドであっさり受け入れないでほしい。
なんて、シアが思っているのに、きっと彼は気付いていないだろう。
「危ない仕事の前に、変なこと言わないでくださいよ!」
思わずベラに食ってかかる。エドが生きて戻れないなんてことになったら大変だ。