ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!~10回殺され追放されたので、今世は自由気ままな人生を満喫してもいいですよね?~
内緒、と笑って見せれば、エドも調子を合わせてきた。これも別に珍しい話ではない。
ポーションには、個人の特性というものがある。まあ、実際にはエド達にはこっそり祝福をかけていたわけだけれど。
「どうした?」
「いえ、なんでもないんですよ――あ、料理が来ました」
ローストチキンとサラダ、それにパンの組み合わせ、スープと飲み物付き。
こうやって、店で食事をするのは、実は初めてだったりする。
実家で暮らしていた頃は、実家の料理人が料理してくれた。聖女の祠に入ってからは、貴族の食事会に招かれることはあっても、こんな形での外食はしたことなかった。何日かかけて瘴気を祓いに行った時も、食事は宿泊する部屋まで運ばれてきたし。
「シアは、ひとり暮らしなのか?」
「ええと、まあ、そんな感じです。親戚の家を借りていて」
以前から使っているごまかしをシアは口にした。
「エドさんは?」
「俺? 俺は家族と住んでいる。まあ、顔を合わせることはめったにないんだけどな」
家族と住んでいるのに、めったに顔を合わせない? それって、どういうことなんだろうか。その疑問が、表情に出ていたらしい。
ポーションには、個人の特性というものがある。まあ、実際にはエド達にはこっそり祝福をかけていたわけだけれど。
「どうした?」
「いえ、なんでもないんですよ――あ、料理が来ました」
ローストチキンとサラダ、それにパンの組み合わせ、スープと飲み物付き。
こうやって、店で食事をするのは、実は初めてだったりする。
実家で暮らしていた頃は、実家の料理人が料理してくれた。聖女の祠に入ってからは、貴族の食事会に招かれることはあっても、こんな形での外食はしたことなかった。何日かかけて瘴気を祓いに行った時も、食事は宿泊する部屋まで運ばれてきたし。
「シアは、ひとり暮らしなのか?」
「ええと、まあ、そんな感じです。親戚の家を借りていて」
以前から使っているごまかしをシアは口にした。
「エドさんは?」
「俺? 俺は家族と住んでいる。まあ、顔を合わせることはめったにないんだけどな」
家族と住んでいるのに、めったに顔を合わせない? それって、どういうことなんだろうか。その疑問が、表情に出ていたらしい。