ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!~10回殺され追放されたので、今世は自由気ままな人生を満喫してもいいですよね?~
不意にジェルトルーデの声がする。彼女との話は昨日終わったはず。どうして、今日になってもう一度この場所を訪れたのだろう。彼女が訪れる必要はないはずだ。
「逃げてなんていないわよ。最後に、女神様にお祈りをしていただけ」
廊下を通り抜け、客人と面会するための部屋へと戻る。
勝手にそこまで入ってシアを待ちかまえていたジェルトルーデは、シアを上から下まで見下ろして、「ふぅん」と小さく笑った。
「お嫁に行くのに、そんな服しかなくて、かわいそう」
「……そう?」
首を傾げたが、シアが身に着けているのは白一色の衣である。聖女はこれをまとうものと言われ、何着も同じ形のものを渡されてきた。
他に着るものもないから、『白は汚れるから洗濯が大変……!』と思いつつ、これを身に着けてきたわけである。
「まともな服も用意できないなんて、この国が貧乏だと思われるでしょう。ドレスを用意してあげたの。今日はこれを着ればいいわ」
「逃げてなんていないわよ。最後に、女神様にお祈りをしていただけ」
廊下を通り抜け、客人と面会するための部屋へと戻る。
勝手にそこまで入ってシアを待ちかまえていたジェルトルーデは、シアを上から下まで見下ろして、「ふぅん」と小さく笑った。
「お嫁に行くのに、そんな服しかなくて、かわいそう」
「……そう?」
首を傾げたが、シアが身に着けているのは白一色の衣である。聖女はこれをまとうものと言われ、何着も同じ形のものを渡されてきた。
他に着るものもないから、『白は汚れるから洗濯が大変……!』と思いつつ、これを身に着けてきたわけである。
「まともな服も用意できないなんて、この国が貧乏だと思われるでしょう。ドレスを用意してあげたの。今日はこれを着ればいいわ」