ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!~10回殺され追放されたので、今世は自由気ままな人生を満喫してもいいですよね?~
「馬鹿にしているの?」
「ええ、そうね――じゃなかった、だって、全部本当のことでしょう?」
どうでもいいなと思って同じ返事を繰り返していたら、しっかり相手にバレていた。けれど、この国を去ったあとのことなんて、本当にどうでもいいのだ。
呪われた王様のところに行くのはたぶん、気の毒なのだろう。他の人の目から見れば。
まともな着替えを渡されていないシアにドレスを譲ってくれるのは親切だろう。サイズが合っていないという大問題を見なかったことにすれば。
ジュスランと結婚するのがジェルトルーデの目的なのだから、幸せになるだろう。いつまでその幸せが続くかは謎だけれど。
そんなわけで、シアとしては他の返事をする必要を覚えなかった。とはいえ、ちょっとやりすぎだったかも。
「――まあ、いいわ。私も社交界で肩身が狭かったもの」
「ええ、そうね」
「同じ返事しかできないの?」
「だって、他に返事のしようがないんだもの」
眉を吊り上げてこちらを睨んでくるが、生まれてきてごめんなさいとでも言えば、ジェルトルーデは満足するのだろうか。
「ええ、そうね――じゃなかった、だって、全部本当のことでしょう?」
どうでもいいなと思って同じ返事を繰り返していたら、しっかり相手にバレていた。けれど、この国を去ったあとのことなんて、本当にどうでもいいのだ。
呪われた王様のところに行くのはたぶん、気の毒なのだろう。他の人の目から見れば。
まともな着替えを渡されていないシアにドレスを譲ってくれるのは親切だろう。サイズが合っていないという大問題を見なかったことにすれば。
ジュスランと結婚するのがジェルトルーデの目的なのだから、幸せになるだろう。いつまでその幸せが続くかは謎だけれど。
そんなわけで、シアとしては他の返事をする必要を覚えなかった。とはいえ、ちょっとやりすぎだったかも。
「――まあ、いいわ。私も社交界で肩身が狭かったもの」
「ええ、そうね」
「同じ返事しかできないの?」
「だって、他に返事のしようがないんだもの」
眉を吊り上げてこちらを睨んでくるが、生まれてきてごめんなさいとでも言えば、ジェルトルーデは満足するのだろうか。