ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!~10回殺され追放されたので、今世は自由気ままな人生を満喫してもいいですよね?~
「まあ、いいさ。個人の事情を掘り返すのもよくはないだろう」
「……そうですね」
妙に含みのある口調なのは、どういうわけだ。
(……でも、変だな)
やっぱり、見覚えがある気がしてならない。銀の髪に青い瞳なんて目立つ特徴のある人物に会っていれば、絶対忘れないはずなのに。
「――そう言えば、離宮の聖女様ですが」
「彼女がどうかしたか?」
「いえ、呪われているなんて考えられないほど元気にしてますね」
そう言えば、呪われた王に呪われた聖女でちょうどいいと押しつけられたのがヴィニーシアだった。
離宮で暮らす、そっとしておいてほしいと言うから、彼女の邪魔にならないようにしている。
瘴気の浄化はしてくれるそうなので、二度ほど使者をやって依頼したが、あっという間に浄化してくれたそうだ。
「元気にしているなら、それでいいんだ」
「やりたい放題ですよ? 一応、景観に気は使っているのかもしれませんが、離宮の裏が畑になっていますからね」
「――は?」
政務に赴く際、わざわざ遠回りして、離宮の様子を時々確認することにしている。だが裏の畑には気づいていなかった。
「……そうですね」
妙に含みのある口調なのは、どういうわけだ。
(……でも、変だな)
やっぱり、見覚えがある気がしてならない。銀の髪に青い瞳なんて目立つ特徴のある人物に会っていれば、絶対忘れないはずなのに。
「――そう言えば、離宮の聖女様ですが」
「彼女がどうかしたか?」
「いえ、呪われているなんて考えられないほど元気にしてますね」
そう言えば、呪われた王に呪われた聖女でちょうどいいと押しつけられたのがヴィニーシアだった。
離宮で暮らす、そっとしておいてほしいと言うから、彼女の邪魔にならないようにしている。
瘴気の浄化はしてくれるそうなので、二度ほど使者をやって依頼したが、あっという間に浄化してくれたそうだ。
「元気にしているなら、それでいいんだ」
「やりたい放題ですよ? 一応、景観に気は使っているのかもしれませんが、離宮の裏が畑になっていますからね」
「――は?」
政務に赴く際、わざわざ遠回りして、離宮の様子を時々確認することにしている。だが裏の畑には気づいていなかった。