お隣さんはアイドル   ーはじめて恋をする
私は鍵を持って隣の部屋の鍵を開けた。

鍵を開けて中に入ると翼くんが出てきた。

「あれ?鈴望?友達といたんじゃ…」

と言い終わる前に私は翼くんに抱きついた。

ほんとはこんなことしにに来たわけじゃないけど…

久々すぎた。

たった1週間だったかもしれない

でも。私はすごく長かった。


「会いたかった……」

私の口からはいつの間にかそう言っていた。

「はぁー。心臓に悪い…こっち向いて?鈴望。」

「えっ?」

と、言うと唇を塞がれた。

んっ

まだ慣れない…

自分の顔が赤い…たぶん


「あ。ごめん…」

ううん

私は首を横に振った。

「…よかった」


……

て、あ、

本当に聞くこと忘れてた?!!

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