深まり愛~彼は一途な想いを貫く~
ソファに並んで座り、テレビでバラエティ番組を見ながら楽しそうに笑っている図が脳内に浮かんだ。
「ううん、そんなことないと思う。成瀬とだったら、毎日が楽しくて、いつも笑っていられそう」
「ハハッ! それ、嬉しい答え! だったら、結婚しようよ。毎日ゲラゲラと笑うくらいの楽しい夫婦になろう!」
ものすごい笑顔でされた本日二度目のプロポーズ。
断る理由が見つからなくて、困惑する。
あ……理由がひとつだけあった。
「成瀬、あのね」
「ん、なに?」
成瀬は頬杖をついて期待に満ちた目で、私が言うのを待つ。
私はコーヒーをひと口飲んで、喉を潤した。
「私、付き合ってた人がいてね」
「うん?」
「振られたって言ったでしょ?」
「うん、言ったね。それが?」
高校生の時と変わらない澄んだ瞳で見つめる成瀬から、目を逸した。
視線をテーブルに落として、小声で話す。
「彼ね、浮気していて、相手の人が妊娠しちゃったの。で、その人を今日連れてきて、私に謝った。私、明日が誕生日で浮かれていたから、まさか別れるとは思っていなくて……彼もその相手も同じ会社の人なの。だから、自分がとても惨めで……それで、成瀬に偶然会っても、初めは懐かしいとも思えなくて……えっ、成瀬?」
「ううん、そんなことないと思う。成瀬とだったら、毎日が楽しくて、いつも笑っていられそう」
「ハハッ! それ、嬉しい答え! だったら、結婚しようよ。毎日ゲラゲラと笑うくらいの楽しい夫婦になろう!」
ものすごい笑顔でされた本日二度目のプロポーズ。
断る理由が見つからなくて、困惑する。
あ……理由がひとつだけあった。
「成瀬、あのね」
「ん、なに?」
成瀬は頬杖をついて期待に満ちた目で、私が言うのを待つ。
私はコーヒーをひと口飲んで、喉を潤した。
「私、付き合ってた人がいてね」
「うん?」
「振られたって言ったでしょ?」
「うん、言ったね。それが?」
高校生の時と変わらない澄んだ瞳で見つめる成瀬から、目を逸した。
視線をテーブルに落として、小声で話す。
「彼ね、浮気していて、相手の人が妊娠しちゃったの。で、その人を今日連れてきて、私に謝った。私、明日が誕生日で浮かれていたから、まさか別れるとは思っていなくて……彼もその相手も同じ会社の人なの。だから、自分がとても惨めで……それで、成瀬に偶然会っても、初めは懐かしいとも思えなくて……えっ、成瀬?」