深まり愛~彼は一途な想いを貫く~
「そんなに食べれなくてもいいから、俺も行きたい」
「翔太くんと二人で行くと言ったから、妬いてるの?」

私の問いかけに恭也はグッと息をのんで、視線を逸らした。

「翔太になんか妬くわけ……あー、そうだよ、妬いたよ。俺以外の男と行くなんて、言うな」

私は恭也の腕にしがみついた。頬を膨らましていた恭也の手が、私の髪を撫でる。

「さやか?」
「恭也って、かわいいよね」
「かわいいって、言うな。嬉しくない」
「じゃあ、かっこいい。ケーキは恭也も一緒に行こうね」
「ああ…‥さやか……」

恭也は私の顎に手を当て、キスをした。

今日は、何回キスしたかな……回数はどんどん更新されていく。

彼はもしもの時に備えて、スマホの電源を落とした。私のもだ。もう誰にも邪魔をさせない。

二人きりの夜を思う存分、堪能すると決めた。

彼は私の体の奥深くまで、愛を注いだ。私はそれをしっかりと受け止める。

「さやか……愛してる」
「私も……」

外は雪がちらついていたが、私たちはお互いの熱を感じていた。

雪がとけるほど、熱く……。


**END**
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