フラグを全力で育てる系女子の恋愛事情〜なぜか溺愛されてますが〜
水族館を出て、少し遅めのお昼。藤君がオススメだというピザ屋さんにやってきた。
目の前に運ばれた焼き立てのあつあつピザは、食べる前から絶対おいしいって分かった。
私が注文したのは、ホワイトソースのシーフードグラタンピザ。タップリのチーズに覆われたぷりっぷりのエビが、キラキラ光ってて目が離せない。
藤君は、ボリュームたっぷりのバーベキューピザ。噛み応えがありそうなお肉に、色とりどりの野菜。ニンニクの香りが私のところまで漂ってきて、食欲をガシガシ刺激した。
「いただきます!」
思わず緩む表情筋を引き締めつつ、ピザに手を伸ばして…固まる。
まん丸じゃない、カットされた一ピースがお皿に乗ってる。横にサラダやちょっとした付け合わせが綺麗に盛られてる。
カトラリーボックスには、ナイフとフォーク。
これ…いつもみたいに手で食べていいのかな。
目の前には藤君がいる。大口開けてがっつくなんて、物凄く恥ずかしい。
あれ、どうしようこれ。どうするのが、女子として正解なの?
なんで前の私は、ハンバーガーなんか食べられたんだろう。呑気すぎる。
目の前に運ばれた焼き立てのあつあつピザは、食べる前から絶対おいしいって分かった。
私が注文したのは、ホワイトソースのシーフードグラタンピザ。タップリのチーズに覆われたぷりっぷりのエビが、キラキラ光ってて目が離せない。
藤君は、ボリュームたっぷりのバーベキューピザ。噛み応えがありそうなお肉に、色とりどりの野菜。ニンニクの香りが私のところまで漂ってきて、食欲をガシガシ刺激した。
「いただきます!」
思わず緩む表情筋を引き締めつつ、ピザに手を伸ばして…固まる。
まん丸じゃない、カットされた一ピースがお皿に乗ってる。横にサラダやちょっとした付け合わせが綺麗に盛られてる。
カトラリーボックスには、ナイフとフォーク。
これ…いつもみたいに手で食べていいのかな。
目の前には藤君がいる。大口開けてがっつくなんて、物凄く恥ずかしい。
あれ、どうしようこれ。どうするのが、女子として正解なの?
なんで前の私は、ハンバーガーなんか食べられたんだろう。呑気すぎる。