空を見上げて~優しい風 次世代編~
『碧空くんへ。

またお手紙を書くね。

多分これが最後。

私が碧空くんに近付いたのは、
友達になりたかっただけじゃないの。

私、多分碧空くんの事が
好きなのかも。

ううん、多分じゃない。

好きなんだ。

付き合って欲しい、
なんて言わないよ。

告白できるだけで幸せだから。

元々嫌われても居たし、

これで終わりにしたいと
思う。

今までありがとう。
 
      中川瑠璃』
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