姪っ子と私
プロポーズ
お盆休みの前半2日間は、また、実家に帰省してお墓参りをした。
後半の15日は先生もお休みなので、3人で出かけた。

朝のうちは公園で美玲を遊ばせた後、ランチに行って、ショッピングに来た。
美玲はベビーカーでぐっすりお昼寝してる。

カフェで休憩している時に、先生から
「知春さん、そろそろ、先生でなく、名前で呼んでほしい」って言われてしまった。
「そうですよね。。。すみません」
「いえ、医院では仕方ないんですが・・・」
「はい、私のことも、知春で良いですよ。さん付けなくても」
「僕のことも、誠也って呼び捨てにしてもらって良いですよ」
「美玲がすぐ真似するから・・・誠也さんって呼ばせてもらいますね」
「じゃ、美玲ちゃんと一緒にちーちゃんにしようかな」
「ふふっ、子どもの頃から、両親は私のことはちーちゃん、姉の未春のことはみーちゃんって呼んでたんです。本当は、保育園で美玲のことなんて呼びましょうか?って聞かれた時も、みーちゃんは未春を思い浮かべちゃうので、みれいのままでお願いしたんです」
「そうなんだ。それで、美玲ちゃんには、ちーちゃんって教えたんだね」
「知春って呼ばせようかと思ったんですけどね。美玲に呼びすてにさせるのもどうかなって思って・・・」
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