姪っ子と私
一人になって、寝てたら、誠也さんが帰ってきた。
「知春?起きてた?」
「うん。美玲、大丈夫だった?」
「美玲ちゃんはご機嫌だったよ。大丈夫。さて、熱はかろう」って熱を測って、診察もされた。
「胸の音が怪しいんだよな。肺炎になりかけてるんじゃないかって思う」
「肺炎?」
「あぁ、かなり拗らせちゃってる感じだよ。このまま熱が続くようなら、入院も考えないとって状態」
「そんなに?」
「そう。知春は大丈夫っていうけど、本当はすごくしんどいでしょ?我慢しなくていいよ、言ってごらん」
「うん・・・本当は、しんどくて眠れない」
「そうだろうね。注射、頑張って少しでも体を楽にしてあげような」

誠也さんが注射と点滴の用意をしている。
あぁ、嫌だなぁ。。。痛いかな?って不安に思ってたら
「知春?ちょっとチクってするのがんばろうなぁ」ってうつ伏せにされて、少し、下着を下げられた。
「お尻にうつの、ヤダァ」
「でも、腕だと痛いよ?知春、筋肉少ないし、ここのが痛くないからねぇ。ちょっとだけ我慢してね」
って言われてすぐ、冷やってして、チクって痛みがきた。
「すぐ終わるからね〜」って声かけしてくれるけど、すごい痛い
涙が出そうって思って、必死に我慢してたら、「はい、もう一回ちくってするよ〜」
って言われて、反対側がチクってきた。
「あっ、痛い〜」すごく痛くって、涙が出る〜
「もう終わるよ〜。頑張ったね〜」

服も直されて、かラダも仰向けに戻されたら、点滴も頑張ろうね〜って、腕を取られた。
「もう、いやぁ・・・」って思わず涙が出ちゃった
「知春?ごめんなぁ。痛いことばっかりして・・・。嫌だろうけど、我慢してね〜」って思わず泣いてしまった私に声かけしながら、点滴の針も刺された。
点滴の方は、チクってしただけで、あまり痛くなかったけど、「いや」って気持ちとしんどさで悲しくなってきた。
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