年下セフレはクールな部下
実家に戻ったら、年老いた母が驚いていた。

「どうかしたの?突然。」

「うん。家、出て来ちゃった。」

母は、それだけで何かを悟ったみたいだ。

「大変だったのね。」

そう言って、優しく抱きしめてくれた。


私は、実家の居間に座って、母の注いだお茶を飲んだ。

「ごめんね、お母さん。私、結婚生活、ダメだったみたい。」

「そう。仕方ないよ。」

ただそう言って、お茶を注いでくれた母。

思えば母は、父が浮気した時も、病気した時も、何も文句言わずに世話をした。

そんな母から見れば、私は我慢ができなかった、悪い子だろう。

「明日、離婚届け貰いに行ってくるよ。」

「ああ。」

母は何も言わずに、私を受け入れてくれた。
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