年下セフレはクールな部下
「そんなの、考えすぎだよ。」

「そっか。そんなモノよね。」

百花は相変わらず、とりとめもない世間話をする。

それに答えるだけの私。

以前から変わらない。


1か月後。

大和が珍しく、棚に書類を取りに来ていた私の横に付いた。

「話があるんです。」

「何?どうしたの?」

「俺、結婚する事にしました。」

胸の中にぽつんと開いた穴は、何だろう。

「あなたには、知っててもらいたくて。」

私を見つめる彼の視線は、あの時と変わらない。

「そう。おめでとう。」

「はい。」

彼はそう言うと、私の側から離れて行った。


誰だって、今の人生に納得している訳じゃない。

傷ついて、もうこんな生活、終わりにしたいと思う時がある。
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