年下セフレはクールな部下
今の私が、そうだ。


その日。家に帰ると、母が夫からの手紙を預かってくれていた。

中身を見ると、離婚届。

やっと、サインをしてくれたみたいだ。

「お母さん。」

「何だい?」

「私、やっと妻を卒業できると思う。」

「そうか。よかったね。」

あれからも、母は何も聞いて来ない。

聞かれても、私は答えないだろう。

自分の足りない部分を、曝すだけだから。


「明日、役所に行ってくる。」

「ああ。」

私は離婚届けを、電灯にかざした。

明日、私は生まれ変わる。

そうだ。新しい道に向かって、歩いて行こう。

私はようやく、笑えるようになった。


ー End -
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