青い星を君に捧げる【零】
翌々日

朝食を取りながらスマホを確認する。数分前に佑真からのメッセージが入っていて、「おはよう」、「朝は何食いました?」と連なってあった。

彼と連絡先を交換して以降、こういう朝を過ごすことが増えている。


____おはよう。食パンにイチゴジャム。サラダにウィンナーとマンゴーの紅茶。


送ってすぐに彼の既読がついて、食パンをかじる前にポンポンと返信がくる。


____俺もパン食べたいな。あ、食パンありました。サラダとかないんで野菜ジュース飲みますね。俺もあなたの淹れた紅茶飲みたいんですけど。


うちには紅茶ないし、インスタントコーヒーで我慢します……と悲しむようなうさぎの可愛らしいスタンプが最後に送られてくる。


このスタンプを気に入っているのかはたまたウケ狙いなのか真相は定かではないが、可愛らしさにくすくすと小さく笑う。


佑真は毎日……とまでは行かないけど朝からこうやってメッセージを送ってきては勝手に悲しんでる。だいたい朝食で同じものを食べようとして家にないことが原因。


彼は私と違って高校に通っているから朝は忙しいはずなのにまめである。


忙しいだろうし、と返信しないでいるとそこで会話は途切れた。
< 41 / 87 >

この作品をシェア

pagetop