青い星を君に捧げる【零】
彼は百合から目を離して私を見つめる。その目は細くなり優しい視線を私に伝える。彼がどこまで知っているのか恐ろしくなった。
「庭の端っこの方、俺にくれないかな?」
私は小さく頷いた。佑真の口が「ありがとう」と紡ぐ。それから彼は再び灼熱の太陽の元へ行った。
佑真はしゃがんでビニール袋から既に大きく育っている緑の苗を出していた。興味が湧いて近くに置いてあったサンダルを履いて近づく。
気配に気づいた彼は1歩右にずれて、私を左隣に招いた。
「全部俺が育ててるやつ。この朝顔は秋になったら種をとって来年は波瑠さんが咲かせてね」
確かに苗は十分に成長していて、緑のトマトがついている。それにもう一つには朝顔が咲いていて、蕾のものもある。
「でも育て方なんてわかんない」
「俺がちゃんと来年教えるよ。とりあえず今年は俺のこと見て勉強して」
スコップで穴を掘って苗を植える。私には植物を育てることに関する知識はこれっぽっちもないから隣で見てることしかできない。
「そのじょうろで水やって。適度にね」
「適度ってどれくらいなの……」
近くにあった緑色のじょうろでトマトに水をあげる。佑真は私の文句に笑いながら朝顔の苗も取り出す。
「庭の端っこの方、俺にくれないかな?」
私は小さく頷いた。佑真の口が「ありがとう」と紡ぐ。それから彼は再び灼熱の太陽の元へ行った。
佑真はしゃがんでビニール袋から既に大きく育っている緑の苗を出していた。興味が湧いて近くに置いてあったサンダルを履いて近づく。
気配に気づいた彼は1歩右にずれて、私を左隣に招いた。
「全部俺が育ててるやつ。この朝顔は秋になったら種をとって来年は波瑠さんが咲かせてね」
確かに苗は十分に成長していて、緑のトマトがついている。それにもう一つには朝顔が咲いていて、蕾のものもある。
「でも育て方なんてわかんない」
「俺がちゃんと来年教えるよ。とりあえず今年は俺のこと見て勉強して」
スコップで穴を掘って苗を植える。私には植物を育てることに関する知識はこれっぽっちもないから隣で見てることしかできない。
「そのじょうろで水やって。適度にね」
「適度ってどれくらいなの……」
近くにあった緑色のじょうろでトマトに水をあげる。佑真は私の文句に笑いながら朝顔の苗も取り出す。