青い星を君に捧げる【零】
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彼のオーバーサイズの服をなんとかアレンジして着た私は佑真の突然の提案を受け入れて大型ショッピングモールに行くべく電車に揺られていた。
幸い座席が空いていたので並んで座る。隣に座る彼のピアスがきらりと反射して目に届いた。
「もしかして電車初めて?」
「記憶にある限りでは……なんか変だった?」
確かに券売機からすぐに出てくる切符には驚いた。佑真から渡された小さな紙切れを機械に通して穴が空いて返ってきたそれには、さらに驚いた。
「とても……愛らしかったので」
「こども扱いしないでよ」
「してないよ。あなたはとても魅力的な女性ですから」
きゅっと胸が鳴る。まっすぐに私に気持ちを伝えてくれる。私は何にも返せてない。
もしも……彼がどうしようもない絶望に襲われたとして、そんな彼を支えられる女性に私はなりたい。
自然と繋がれた手にひかれて着いたショッピングモール。自分たちのような男女もいて、傍から見たら私たちも彼らみたいに仲睦まじく見えてればな、と思った。
これまでこんな人が溢れんばかりいる場所に行ったことはなかった。すごい…と言葉を零すと彼は私の目線まで腰を曲げる。
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彼のオーバーサイズの服をなんとかアレンジして着た私は佑真の突然の提案を受け入れて大型ショッピングモールに行くべく電車に揺られていた。
幸い座席が空いていたので並んで座る。隣に座る彼のピアスがきらりと反射して目に届いた。
「もしかして電車初めて?」
「記憶にある限りでは……なんか変だった?」
確かに券売機からすぐに出てくる切符には驚いた。佑真から渡された小さな紙切れを機械に通して穴が空いて返ってきたそれには、さらに驚いた。
「とても……愛らしかったので」
「こども扱いしないでよ」
「してないよ。あなたはとても魅力的な女性ですから」
きゅっと胸が鳴る。まっすぐに私に気持ちを伝えてくれる。私は何にも返せてない。
もしも……彼がどうしようもない絶望に襲われたとして、そんな彼を支えられる女性に私はなりたい。
自然と繋がれた手にひかれて着いたショッピングモール。自分たちのような男女もいて、傍から見たら私たちも彼らみたいに仲睦まじく見えてればな、と思った。
これまでこんな人が溢れんばかりいる場所に行ったことはなかった。すごい…と言葉を零すと彼は私の目線まで腰を曲げる。