目の上の義母(たんこぶ)
「せっかくいただいたものなので、汚したりしたら大変ですし、大切に保管しておきますっ…」


そう言って、フフフと苦笑いを浮かべるしかなかった。


「早く孫の顔が見たいわね〜。そろそろかしら?」

と毎回言ってくるお義母さんの気持ちも、わからないわけではない。


だけど、会うたびにデリカシーもなく「1人目はまだか?」と聞かれ、頼んだわけでもないのに、こうした子宝グッズの押し付け。


なかなか子どもができないわたしにとっては、それがストレスになって仕方がない。


せっかく楽しみにしていた同窓会。

だけどわたしは、重い足取りで向かうのだった。



「陽葵〜!久しぶり〜!」


同窓会の会場であるホテルのロビーに着くと、さっそくわたしに駆け寄ってきた人物が。


「ミチルじゃん!久しぶり!これたんだっ!」

「うんうん!旦那に無理言って、きちゃった♪」
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