月下の恋人…missing



俺は、アイツのせいでなかなか寝つけなくて


昨日とは大違いの様子に戸惑いを覚えながら


タバコの煙越しに無邪気に笑う瑠美を観る。




「光彦さんダメですよ!瑠美ちゃんは俺のものなんですから」



『バカか。お前は……』




勘違いするタケシを無視して空を見上げた。



(まゆ………)




都会ではあり得ない澄んだ空を見つめて、嫌な気分を追い払うように、まゆを想う。



< 120 / 247 >

この作品をシェア

pagetop