月下の恋人…missing
¨でも―――…¨
ため息をついて光彦ママは優しく続ける。
『まゆちゃんのご両親とは、昔からお友達だから……気持ちは解るの。
家族はね、一緒にいた方が幸せなんだと思う。ゆっくり考えてあげて』
―――――バタンッ
それだけを言い残して、自分の部屋へ入って行った。
どうしよう―――…
笑っているのに悲しげで、初めて見る光彦ママの表情に
余計に罪悪感を覚えて、胸を締め付けられる。