月下の恋人…missing



濡れた地面に座って俺をつかんでいるのは









瑠美だった――――





「光彦さんが悪いんですよ。あれ以来冷たいんだもん」





『お前っ』





「ばらしちゃおっかなぁ♪」





俺の言葉を遮ってニヤリと笑いながら、上目遣いで続ける。






「あんな子のどこがいいんですかぁ?私のほうが可愛いのに…光彦さんの美意識疑っちゃいます」






あんな子って一体……






< 187 / 247 >

この作品をシェア

pagetop