月下の恋人…missing
それから今まで走り続けて来た
この仕事に対するプライドを持って、やってきたつもりだったけど
俺ってまだまだ甘いんだろうなぁ…
ファンの皆もどう思うか…
社長が太鼓判を押してくれてる事だけが、唯一の救いだった。
『まぁ何とかなるかぁ…あ』
小さく呟いて伸びをすると、入り口に立っているタケシと目が合う。
「…大丈夫ですか?一人でブツブツ言ってましたよ」
『うっせえ。行くぞ』
すっきりとした思いで、深く一礼して事務所を後にした。