月下の恋人…missing


『解った。ありがとな。』





―――――プチッ




『タケシ!空港行って!』



「えっ………。」



『いいから早くっ!』


「はいっ。」





急いでタケシに伝えて、まゆへ電話をかける。






早く出ろ――――






空っぽの心に呼び出し音だけが響いて、携帯を握りしめる手のひらは汗ばんでいた。






¨もう!光にぃ!¨




拗ねたような笑顔が頭に浮かぶ。






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