エレベーターから始まる恋
名刺交換をしながら軽く雑談していると、石岡さんの目線が会議室の隅の方に向けられた。
「坂本、議事録準備な」
「は、はい」
"坂本"と呼ばれる人物を認識した俺は驚きを隠せなかった。
先程お茶配りをしていた際は気づかなかったが、間違いなく彼女だった。
各々言葉を交わす中、彼女の元にゆっくりと歩み寄り、名刺を差し出した。
「…3階の株式会社COMEで医療機器やシステムの開発に携わっています、郡司です」
彼女の目が大きく見開かれる。
しばらく目線が交わったのち、ようやく両手で名刺を受け取った。
「グンジ…キョウヘイさん」
彼女の小さな声は確かに俺の耳に入った。
まさかフルネームを呼ばれる時が来るとは夢にも思わない。
俺がずっと思いを寄せていた女性。
まさか、このメーカーに勤めていたなんて。
「坂本、議事録準備な」
「は、はい」
"坂本"と呼ばれる人物を認識した俺は驚きを隠せなかった。
先程お茶配りをしていた際は気づかなかったが、間違いなく彼女だった。
各々言葉を交わす中、彼女の元にゆっくりと歩み寄り、名刺を差し出した。
「…3階の株式会社COMEで医療機器やシステムの開発に携わっています、郡司です」
彼女の目が大きく見開かれる。
しばらく目線が交わったのち、ようやく両手で名刺を受け取った。
「グンジ…キョウヘイさん」
彼女の小さな声は確かに俺の耳に入った。
まさかフルネームを呼ばれる時が来るとは夢にも思わない。
俺がずっと思いを寄せていた女性。
まさか、このメーカーに勤めていたなんて。