もふもふ魔獣と平穏に暮らしたいのでコワモテ公爵の求婚はお断りです
「私は貴女を守る騎士になりたい。この心を捧げるから、そばにいる許しをくれないだろうか」
グランツは目を見開いたシエルの手を取り、自身の大きな手で包み込んだ。
「私……わかりません。守られなければ、そばにいてほしいと言ってはいけないのでしょうか? 理由がなくても、あなたにはそばにいてほしいし、私もおそばにいたいです」
なんだかとても恥ずかしいことを言った気がする──と、シエルの頬がほんのり色づく。
「守ってください。でも、私もグランツ様を守ります。そのためにこの力があると思うから」
「貴女の力は聖女としてのものだろう? 私ひとりで独占するのは……」
グランツは目を見開いたシエルの手を取り、自身の大きな手で包み込んだ。
「私……わかりません。守られなければ、そばにいてほしいと言ってはいけないのでしょうか? 理由がなくても、あなたにはそばにいてほしいし、私もおそばにいたいです」
なんだかとても恥ずかしいことを言った気がする──と、シエルの頬がほんのり色づく。
「守ってください。でも、私もグランツ様を守ります。そのためにこの力があると思うから」
「貴女の力は聖女としてのものだろう? 私ひとりで独占するのは……」