もふもふ魔獣と平穏に暮らしたいのでコワモテ公爵の求婚はお断りです
たとえ間に合ったとしても、カセル騎士団をかき集めたトーレイがタスローに向かっていた援軍と合流できなかったら、やはり生き残るのは難しかった。
そもそもオシュテルの裏切りを伝える前に、アルドが周辺の領主に呼びかけ、援軍を向かわせなければこうはならなかっただろう。彼はカセル騎士団を信頼していたが、だからといって油断する男ではなかった。
「私もグランツ様が生きていてくださってうれしいです」
「君のおかげだ。結局、守られてしまったな」
「私もグランツ様に守っていただきましたから」
二人は指を絡めて手を握り、互いの頬に一回ずつキスをした。
そもそもオシュテルの裏切りを伝える前に、アルドが周辺の領主に呼びかけ、援軍を向かわせなければこうはならなかっただろう。彼はカセル騎士団を信頼していたが、だからといって油断する男ではなかった。
「私もグランツ様が生きていてくださってうれしいです」
「君のおかげだ。結局、守られてしまったな」
「私もグランツ様に守っていただきましたから」
二人は指を絡めて手を握り、互いの頬に一回ずつキスをした。