ブルー・ロマン・アイロニー

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人魚のわたしを助けてくれたのは
背中に美しい模様の入った男だった。
「行くとこないなら、うち来るか?」
「お世話になります」
似たもの同士の光に手をのばして
あなたのこと、もっと知りたいと思った。
わたしは好きな人が笑ってくれないと嫌
好きな人には幸せでいてほしいよ
それって、
────わがままかな?
.
.
「……わがままだよ」
ワンルーム、きみと小さな海をみる
2026.1.17
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編入先の男子校で再会したのは、
人を惹きつけながらも容易には寄せつけない
美しい棘を纏った孤高の皇帝
そんな彼はわたしの幼なじみで
────好き、だったひと
「……お前、ずっとなに隠してんの」
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東雲 統理
シノノメ トウリ
×
鹿嶋 恋
カシマ レン
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愛されたいし、愛したい
本当は愛が欲しくてたまらない
「こんなんでへばってたらこの先もたねーぞ」
彼から貰う愛がたとえ虚構だったとしても
その愛がわたしを満たしてくれる
こんなの、苦しくなるだけなのに
.
.
「……れん。 お前、それ」
「東雲さん、わたし、本当は──」
〖 ハイドアンドシーク 〗
その愛は美しい闇の形をしている
2023.9.29 ~
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16の冬、私はコンビニで不良をひろった。
「うちに来ますか?」
その一言がすべてのはじまり。
*
.
✩
なぜ誘ったの?
「特に理由はないです」
なぜついて行ったの?
「別に。気分」
不器用同士の同居生活は
無関心からのスタートだった。
*
虚弱体質なアンニュイ系女子
ただしワーカホリック
茅森(かやもり)
×
無気力気まぐれヤンキー
ただし朴念仁ではない
花平(はなひら)
*
「花平くんは服を着てください」
「偶発的に混浴してくんな茅森」
お互いの事情には一切干渉せず、
名前すらも知らない日々。
だけどふたりで食べるご飯は
いつもより美味しかった。
・
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。
*
「なあ茅森、噛んでいい?」
「…それで花平くんの気が済むのなら」
角砂糖がミルクに溶けるように
甘く、甘く落ちていく。
*不器用オオカミとひみつの同居生活。
総合ランキング1位
本当にありがとうございます!
2020.3.12 ~ 2020.6.23
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