恋人は幽霊
「クッソー!」
みっくんの怒りが込み上げる。
「もう僕と夢香の前に現れないでくれ」
そう言って陸は家に入った。
「陸!大丈夫?」
「大丈夫さ」
「よかった」
夢香は安心した。
「夢香には僕の後ろに女性の霊が見える?」
「えっ?何言ってるのよ、見えないに決まってるじゃない」
「そうだよな、あいつは何か勘違いしているな」
「どういうこと?」
「僕の後ろに女性の霊が憑いてるのが見えると言ってた」
「そんなの嘘に決まってるわよ」
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