姉に婚約者を寝取られたので訳あり令息と結婚して辺境へと向かいます~苦労の先に待っていたのは、まさかの溺愛と幸せでした~
それが毎回となり、ついにはニルセーナ伯爵夫人経由で父が愛人の元に入り浸っている事が広まり、家に帰らざるを得なくなった。
しかし家に帰ってきたはいいが、いつもは母が肩代わりしていた仕事が山のように溜まったことに驚愕。
従者達からは詰め寄られて、領地に住む人達からは不平不満が集まっていた。
今まで母が支えていたからこそデイナント子爵家は成り立っていたのだろう。
それには父も驚きで、今では愛人の所に行く暇がない程に忙しく駆け回っているらしい。
その結果、父はやつれていき、母は若返るという現象が起きているようだ。
「本当に馬鹿みたいよ……!こっちは我慢ばかりして、あの人はずっと遊び呆けてたのよ!?今まで自分を犠牲にしていたけど、もう必要以上に関わらないって決めたの。今は自分の仕事だけしているわ」
「お母様……お母様が幸せなら私も嬉しいけれど」
「そんな顔をしないで?わたしは大丈夫よ、ウェンディ」
「……私に何か出来る事があったら言って下さい」
「いいのよ……!!自分の幸せのことだけを考えて頂戴。二人の仲が良い姿を見ることが出来て心から安心しているわ……!」
「はい……今、とても幸せなんです」
「……あの時は守ってあげられなくて本当にごめんなさいね」
「お母様のせいじゃありません。私はお母様に感謝していますから……!そうじゃなかったら私は幸せになれなかった。そう思うんです」
「ウェンディ……」
しかし家に帰ってきたはいいが、いつもは母が肩代わりしていた仕事が山のように溜まったことに驚愕。
従者達からは詰め寄られて、領地に住む人達からは不平不満が集まっていた。
今まで母が支えていたからこそデイナント子爵家は成り立っていたのだろう。
それには父も驚きで、今では愛人の所に行く暇がない程に忙しく駆け回っているらしい。
その結果、父はやつれていき、母は若返るという現象が起きているようだ。
「本当に馬鹿みたいよ……!こっちは我慢ばかりして、あの人はずっと遊び呆けてたのよ!?今まで自分を犠牲にしていたけど、もう必要以上に関わらないって決めたの。今は自分の仕事だけしているわ」
「お母様……お母様が幸せなら私も嬉しいけれど」
「そんな顔をしないで?わたしは大丈夫よ、ウェンディ」
「……私に何か出来る事があったら言って下さい」
「いいのよ……!!自分の幸せのことだけを考えて頂戴。二人の仲が良い姿を見ることが出来て心から安心しているわ……!」
「はい……今、とても幸せなんです」
「……あの時は守ってあげられなくて本当にごめんなさいね」
「お母様のせいじゃありません。私はお母様に感謝していますから……!そうじゃなかったら私は幸せになれなかった。そう思うんです」
「ウェンディ……」