姉に婚約者を寝取られたので訳あり令息と結婚して辺境へと向かいます~苦労の先に待っていたのは、まさかの溺愛と幸せでした~
「なっ……!違うわ!本当はウェンディが……ッ」
「一生懸命、ウェンディ様の悪い噂をばら撒いていたようだけど……誰も信じてないわよ?」
「!?」
そう言ってレイナはバッと扇子を広げる。
その声は徐々に低くなり、怒りが篭っているようだ。
「だってフレデリック様とウェンディ様は十年以上も婚約関係を続けていた……少し考えれば分かる事よ」
「貴方達はどこに居ても喧嘩ばっかり……」
「皆、知ってるのよ?あの噂は嘘だって……貴方達が仲悪い姿を散々見ていますもの」
「婚約を解消するのも時間の問題……なんて噂が飛び交ってますけれど、ご存じかしら?」
「!!!」
「ふふっ、真実の愛って何かしらね」
「……ッ」
「あれだけ自由に振る舞っていた結果がこれだなんて……少し立ち振る舞いを考えた方がいいんじゃないかしら?」
二人は責める手を一切緩めない。
此方が口を挟む間もない程だ。
あんなに穏やかで優しい二人のいつもとは違う姿に驚いていた。
(レイナ様とミア様は、お姉様と何かあったのかしら……)
ジャネットは見ていて分かるほどに顔を真っ赤にして震えている。
「それと……そんな女の誘いに引っ掛かる男も、たかがしれているわよね」
「……!」
「今もただ見ているだけで婚約者を庇おうともしない……意気地なしよ」
「本当……下らない男。別れて正解ね」
「……っ」
「一生懸命、ウェンディ様の悪い噂をばら撒いていたようだけど……誰も信じてないわよ?」
「!?」
そう言ってレイナはバッと扇子を広げる。
その声は徐々に低くなり、怒りが篭っているようだ。
「だってフレデリック様とウェンディ様は十年以上も婚約関係を続けていた……少し考えれば分かる事よ」
「貴方達はどこに居ても喧嘩ばっかり……」
「皆、知ってるのよ?あの噂は嘘だって……貴方達が仲悪い姿を散々見ていますもの」
「婚約を解消するのも時間の問題……なんて噂が飛び交ってますけれど、ご存じかしら?」
「!!!」
「ふふっ、真実の愛って何かしらね」
「……ッ」
「あれだけ自由に振る舞っていた結果がこれだなんて……少し立ち振る舞いを考えた方がいいんじゃないかしら?」
二人は責める手を一切緩めない。
此方が口を挟む間もない程だ。
あんなに穏やかで優しい二人のいつもとは違う姿に驚いていた。
(レイナ様とミア様は、お姉様と何かあったのかしら……)
ジャネットは見ていて分かるほどに顔を真っ赤にして震えている。
「それと……そんな女の誘いに引っ掛かる男も、たかがしれているわよね」
「……!」
「今もただ見ているだけで婚約者を庇おうともしない……意気地なしよ」
「本当……下らない男。別れて正解ね」
「……っ」