姉に婚約者を寝取られたので訳あり令息と結婚して辺境へと向かいます~苦労の先に待っていたのは、まさかの溺愛と幸せでした~
「だって婚約を解消した相手が、あんなに花開いて美しくなるんだもの……ねぇ?」
「そうよねぇ…………その程度の男だって、直ぐに分かるわよ」
フレデリックはその言葉を聞いて顔を伏せてしまった。
それを聞いて、今まで燻っていた気持ちがスッと消え去るのを感じていた。
騒ぎを聞きつけて、周囲にはどんどんと人が集まってくる。
そんな二人の隣でディマルコは、騎士から紙の束を受け取るとペラペラと捲りながら「あーあ、酷いな」と呟いた。
そしてアーノルドは溜息を吐いた後にそっと口を開く。
「さて……ジャネット嬢。君に話さなければならない事があるんだ」
「ア、アーノルド殿下……」
「これ、なんだと思う?」
「……!?」
「全部、君から被害を受けた令息と令嬢達のものだ」
「な、何を……!」
「こんなに悪事を働いて、平然としているなんて信じられないね。君には今までの罪を償ってもらおうかな」
ディマルコの口端が吊り上がる。
それを見たジャネットは僅かに首を横に振った。
「……っ」
「オレ達に取り入ろうと、令嬢達を蹴落として貶めて酷い時には怪我までさせている……もう言い逃れは出来ないよ?全ての証拠は揃ってる」
「そうよねぇ…………その程度の男だって、直ぐに分かるわよ」
フレデリックはその言葉を聞いて顔を伏せてしまった。
それを聞いて、今まで燻っていた気持ちがスッと消え去るのを感じていた。
騒ぎを聞きつけて、周囲にはどんどんと人が集まってくる。
そんな二人の隣でディマルコは、騎士から紙の束を受け取るとペラペラと捲りながら「あーあ、酷いな」と呟いた。
そしてアーノルドは溜息を吐いた後にそっと口を開く。
「さて……ジャネット嬢。君に話さなければならない事があるんだ」
「ア、アーノルド殿下……」
「これ、なんだと思う?」
「……!?」
「全部、君から被害を受けた令息と令嬢達のものだ」
「な、何を……!」
「こんなに悪事を働いて、平然としているなんて信じられないね。君には今までの罪を償ってもらおうかな」
ディマルコの口端が吊り上がる。
それを見たジャネットは僅かに首を横に振った。
「……っ」
「オレ達に取り入ろうと、令嬢達を蹴落として貶めて酷い時には怪我までさせている……もう言い逃れは出来ないよ?全ての証拠は揃ってる」