パステル☆クレヨン
ドキドキの委員会の時間が終わった。

私が席を立つと、太田くんも同じタイミングで席を立った。

「それにしても…お前って何考えてるのか分かんないし!!本当不思議すぎるね。」
「あたしは別に普通の子だしね!不思議なのは太田くんの方じゃないの?」
「何だとー!!その発言はムカつくな!!」

くだらない話しをしているのは分かってる。でもあたしはとっても嬉しくて嬉しくて…。
私たち2人は笑いあいながら、自分たちのそれぞれのクラスに戻るために廊下を歩いていた。
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