義母ですが、若返って15歳から人生やり直したらなぜか溺愛されてます<第一部>
 ぽんっと手を打つ。
 何を言っているのという顔をされた。それも、全員に……あれ?
「いえ、ほら、リストですわ。皇太子が婚約するまで婚約話が保留になっているのでしたら、色々な人の噂を集め……そうですね、この学園に通っている生徒だけでも、見ていれば横暴な人であるとか、真面目な人であるとか、女性に対して思いやりがあるだとか、色々分かりますでしょう?それに、ご兄弟やご親戚など、学園に通っていらっしゃらない方のお話も、聞き集めることもできるんじゃないかしら?」
 エリエッタに相応しい男はどこじゃー!っていうの、もしかしなくても他のご令嬢にとっても一緒よね。
「情報を集めておきましょう!そのうえできちんとご両親にプレゼンすれば婚約者を決めるときに考慮していただけるかもしれませんわ!少しでもこの方ならいいなぁと思う人……そう、例え年齢が少々離れていようと、少々太っていようが剥げていようが性格が良い方……良いと思いません?そういう方を探しておきません事?」
 私の言葉に、レーゼレーラ様が口を半開きにして驚いた顔をしている。

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