義母ですが、若返って15歳から人生やり直したらなぜか溺愛されてます<第一部>
 エリエッタが耳元でささやきます。
 はっ!そうでした。いくらうちの子が一番だと思っていても、表向きは一番は皇太子殿下と言うことにしておくべきなんですよね……。
「くすくす。兄妹仲がよろしいのですわね。問題ありませんわよ。学園の中での、誰が一番という話は問題になりません。剣術の授業で誰が一番になるかといった話などいつものことですわ。もちろん殿下に忖度して一番を取らせるような生ぬるい授業をするわけもありませんので……」
「そうですわ!特に月に1度指導に来てくださる騎士団長様は手を抜かれている生徒に対しては容赦いたしませんもの」
「ああ、騎士団長様もまだ独身でいらしたわね。リストに書いて置かなければいけませんわ」
「騎士団長様!10も年が離れていますし、騎士爵と格下ではありますが騎士団長様のところにならぜひ嫁ぎたいですわね!」
「本当ですわ!確かに!ほかにもちょっと年が離れていても素敵な方もいますわよね!」
 きゃあきゃあと
「秘密結社、よりよき婚約者探しのための情報収集隊活動、皆様で頑張りましょうね!」
「おか……リア、人聞きの悪い名前はやめてください。なんだかとても結婚にガツガツしている人の集まりみたいです」
 あら?そうかしら?
「そうですわ、青い薔薇の花ことばは、神の祝福と言いますわ。私たちに神の祝福があるように『青薔薇会』と呼ぶのはどうでしょうか?」
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