義母ですが、若返って15歳から人生やり直したらなぜか溺愛されてます<第一部>
 それでは。心置きなく、青薔薇会で持たされる情報を元に、婚約者探しをしなければ……。
 でも、嬉しいから、私もリードルに伝えておこう。
「リードル、私もあなたを愛しているわ」
「お……義母さ……」
「さぁ、かわいい義息子。どれほどダンスの腕が上達したか見せてちょうだい」
 リードルがけっつまづいた。
 ありゃ。ドジな子。でもそういうところもかわいいんだけど。いや、親ばか親ばか。ほっといてください。
 リードルがしっかり力強く私をホールドする。
 んん?
 んん?
 リードルの胸が私の目の前に。
 ありゃぁ。リードルが見上げていたのに、今は私が見上げないといけない。大きくなったなぁ。……当たり前だけれど。
 そりゃそうだよね。もう17歳だ。
「お義母様、殿下と何を話していたんですか?」
 リードルが私の頭に顔を載せるようにして尋ねてくる。
 おや?こういうの覚えていますよ。
「僕のお義母様だぞっ!」
 と、使用人の子供を抱っこしたら嫉妬したリードルが泣きそうな顔で飛んできたんでしたね。
 ふふ。そうかぁ。そ、う、か、ぁ。によによ。
 気になっちゃいましたか。
 大丈夫。さすがに、殿下のママになることはありませんよ。だって、それって王妃ですよ?お王妃様は生きていらっしゃいますよ?
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