義母ですが、若返って15歳から人生やり直したらなぜか溺愛されてます<第一部>
「お兄様なんて居なくたって私がお義母様と一緒にいるから大丈夫よ」
「エリエッタ、独り占めしようたってそうはいかない」
「あー、もうっ、マザコンマザコンマザコン、どっかいけ!」
「なんだと?お前こそ、いい加減親離れしたらどうだ!男はマザコンは普通だと知らないのかっ」
「ああ?普通なわけないでしょう!」
「あはは、良いことを教えてやるエリエッタ。僕は男だからな。お義母様と結婚することができるんだ!」
「え?ええ?あ、ああ、ああ……」
 何を話しているか、全然聞こえないんですけど、取りあえず話し合いが終わったのか、エリエッタが笑顔でこちらを向いた。
「お義母さま、食事が終わったら、一緒にお風呂に入りましょう!」
「ええ、もちろんよ。背中を流してあげますわ」
 エリエッタが勝ち誇ったような顔で、リードルを見た。
 え?何?
 悔しそうに唇をかみしめるリードル。
「あら、リードルも背中を流してあげましょうか?」
 7歳を越えては男女が一緒に風呂に入るわけにはいくら親子でも駄目ですが……。背中を流すくらいはできますよ?
「な……っ!」
 リードルが真っ赤になりました。
 ……はい。いろいろ男の子は難しいですよ。

 次の日、目を覚ますと……。
「え?リードル?」
 目の前にリードルの顔があります。
「寂しくなっちゃった?」
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