掴んだその手を離さないで! 〜優しすぎる幼馴染の絶対愛〜
「お父さんはそちら側へ」

陣痛に苦しむ環をなんとかしてやりたい。
俺が代われればいのにな…

「子宮口全開になってますからね、次の波でいきみましょう!」

「お父さんは手を持ってあげてください」

「…ハァ、ハァ…淳…くん……」

俺は固く閉じられた環の手を上から掴む。
すると環が手を開き、握り返してきた。

「環、思いっきり力を入れてもいいからな」

「ん……ハァ、ハァ」

「はい! いきんでっ」

「……んんんーーっ! ……ハァ、ハァ」

「頭が見えてきましたよ!」
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