一途な幼馴染みは私限定甘えたさん
「そ、ギャップあって可愛いって意味!」


ばっと顔をそらす


可愛いなんていいなれない言葉



「あ~!にっしー夜宵を口説いてるの?朝野にチクろっかなぁ」

「口説いてねぇわ、てかお前鳴海さんともう友達になったのか?」



振り返ったまつりが茶化すように目を細めた

それに慌てるでもなく反論する赤髪くん



「うんっ!あたしの高校の友達第1号!」


「鳴海さん、こいつうるさかったら言ってね?俺が叱ってあげるから」


「きぃー!」なんて唸るまつり

みたところこの男の子とも同じ中学校らしい



「にっしー……ぁっ夜宵、こいつは西野多緒(たお)……無神経だから名乗ってないでしょ?」


「西野くん、ごめんね私まだあんまりクラスの人の名前覚えられてなくて」

「あ!そっか!俺名乗ってなかった!ごめん、改めてよろしくね鳴海さん」

「はい、よろしくね」



差し出された右手に自分も右手を出そうとしたら


唐突に横から伸びてきた手が私の手と指を絡ませた


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