ダブルブルー
おでこや、頬を優しく行き来する、久保田さんの指先。


否応なしに閉じたまぶた。


目を閉じていると、その指先の艶かしさがダイレクトに伝わってくる。


乳液をつけてもらう段階にはすでに、とろんとしているカラダ中。


「はい。いいよー、終了。完璧」


そんなコトバと共に、私の肌から離れた久保田さんの指先。


ゆっくり目を開けて、名残惜しくその指先を見つめた。


…やだ、なんか変な気分。








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