ダブルブルー
「蒼ちゃん。おはよ」


目を開けると、私を覗き込んでいる青さんと目があった。


よく眠れた?


すでに着替えをすませている青さんは、シンプルな黒いシャツにジーンズ姿。


「…今、何時ですか…?」


恐る恐る聞いた私に。


もうすぐ、10時だよ。ぐっくり寝てたねー。


ふふふ。可愛いかったから、そのままにしちゃった。


「…なんか、こんな彼女ですみません」


「いやいや、シアワセだった、よ?眠ってる蒼ちゃん、初めてみたから、ね」


朗らかな笑い声はいつも、私にシアワセを連れてきてくれる。











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