ダブルブルー
カラダの中心に残る鈍痛が、否応なしに昨夜を思い出させて、どぎまぎしてしまう。


「どした?蒼ちゃん」


そんな私の変化に目敏い恋人は、こんなときくらいは鈍感だったらいいのに。思わずにはいられない。


怠いカラダのまま、未だにベッドから起き上がることが出来ない。


蒼ちゃん。どしたの?


言いながら、指先で私の頬を撫でる。


その感触は、瞬時に総てを思い出させるには充分、で。


ヤバい、顔が…


思わず、ベッドに潜り込んで、顔を隠した。






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