ダブルブルー
ひとつ、深呼吸をして気持ちを鎮める。


「いただきます」


そんな、決意のような私の宣言に。


「サムライじゃないんだから」


ふふふ。


いちど、私の頭を撫でてくれた青さん。


「さ、食べよ?」


そんな風に促してくれる、青さんに救われて、ふたり一緒に、『いただきます』をして、朝食を食べ始める。


「この、卵焼き、私のに似てますね?」


「当たり前じゃん」


言ったでしょ?蒼ちゃんとオレはずっと『お揃い』だって。


蒼ちゃんの卵焼きが美味しかったから、甘めにしなの。


ふふふ。


穏やかな笑い声が、嬉しい。





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