課長に恋してます!
日曜日の午前中に羽田を発って、香港時間の午後三時過ぎに香港に着いた。
課長の言っていた通り、香港はもう肌を焦がすような夏の陽気だった。
日本から着て来たお気に入りの白いノースリーブのワンピースが丁度良かった。
タクシーを飛ばして課長の住むマンション前に着いたのは四時半頃だった。
いざ到着してみると、また連絡もせずに来てしまったという後悔と緊張が押し寄せてくる。
もし課長がまだ帰っていなかったら、大人しく予約したホテルにチェックインしよう。そう決めて、四十階建てのマンションのエントランスへと歩き出す。
その瞬間、見覚えのある後ろ姿が目に飛び込んでくる。
トクンっと心臓が大きく跳ねた。
明るいグレーのスーツをスマートに着こなし、足元には紺色のスーツケースがあった。
「課長!」
気がつけば声を上げていた。
インターホン前で鍵を探していた課長が、驚いたように大きく目を見開いて振り向く。
「来ちゃいました」
「一瀬君……!」
私を見た課長の顔にパッと優しい笑みが広がる。
目元や口元に笑い皺が刻まれた私の大好きな、愛おしい人の笑顔だ。
今すぐにその広い胸に飛び込みたかったけど、さすがにそこまでの勇気はない。
だけど、二週間ぶりに会った課長は思ったよりも元気そうでほっとする。
課長の言っていた通り、香港はもう肌を焦がすような夏の陽気だった。
日本から着て来たお気に入りの白いノースリーブのワンピースが丁度良かった。
タクシーを飛ばして課長の住むマンション前に着いたのは四時半頃だった。
いざ到着してみると、また連絡もせずに来てしまったという後悔と緊張が押し寄せてくる。
もし課長がまだ帰っていなかったら、大人しく予約したホテルにチェックインしよう。そう決めて、四十階建てのマンションのエントランスへと歩き出す。
その瞬間、見覚えのある後ろ姿が目に飛び込んでくる。
トクンっと心臓が大きく跳ねた。
明るいグレーのスーツをスマートに着こなし、足元には紺色のスーツケースがあった。
「課長!」
気がつけば声を上げていた。
インターホン前で鍵を探していた課長が、驚いたように大きく目を見開いて振り向く。
「来ちゃいました」
「一瀬君……!」
私を見た課長の顔にパッと優しい笑みが広がる。
目元や口元に笑い皺が刻まれた私の大好きな、愛おしい人の笑顔だ。
今すぐにその広い胸に飛び込みたかったけど、さすがにそこまでの勇気はない。
だけど、二週間ぶりに会った課長は思ったよりも元気そうでほっとする。