秘書の溺愛 〜 俺の全てを賭けてあなたを守ります 〜
ゲストカードを用意し、エントランスのゲート前で西川を待っていた。
しばらくすると『お待たせして申し訳ありません』と、西川が迷いなく俺に近づいてくる。
こいつ、俺が分かるのか・・?
俺の目の前まで来ると、小声で『専務』と呼んだ。
「西川は俺が分かるんだな」
俺も小声で話しかけると、西川はニヤリと笑った。
「僕は全て見てますからね。なんなら、情事の後の色気ダダ漏れの専務まで」
「こら!」
「冗談ですって。先日南米に行った時、オフタイムの専務と何日かご一緒してますしね」
「そうだったな」
「でも、完全にオーラ消してますよね〜。周りも気づかないわけだ」
「今の俺は西川と同じサポート役だからな。目立つ必要一切無しだ。
じゃ・・行きましょうか、"西川さん"」
俺はゲストカードを西川に渡し、社長室に案内する。
「こんにちは。今日はお越しくださり、ありがとうございます」
「いえ、こちらこそ。たくさんサンプルをお持ちしましたよ」
西川がテーブルにガラスアクセサリーを広げると、それを眺めていた桜が嬉しそうに言った。
「地球の反対側の女性たちが作ったものを、私たちがこうして手に取れるなんて素敵よね。たくさんの女性たちが幸せになれるように、頑張らなきゃ。社内の女性スタッフと販売戦略を考えるわ」
桜の瞳が、キラキラと輝いていた。
しばらくすると『お待たせして申し訳ありません』と、西川が迷いなく俺に近づいてくる。
こいつ、俺が分かるのか・・?
俺の目の前まで来ると、小声で『専務』と呼んだ。
「西川は俺が分かるんだな」
俺も小声で話しかけると、西川はニヤリと笑った。
「僕は全て見てますからね。なんなら、情事の後の色気ダダ漏れの専務まで」
「こら!」
「冗談ですって。先日南米に行った時、オフタイムの専務と何日かご一緒してますしね」
「そうだったな」
「でも、完全にオーラ消してますよね〜。周りも気づかないわけだ」
「今の俺は西川と同じサポート役だからな。目立つ必要一切無しだ。
じゃ・・行きましょうか、"西川さん"」
俺はゲストカードを西川に渡し、社長室に案内する。
「こんにちは。今日はお越しくださり、ありがとうございます」
「いえ、こちらこそ。たくさんサンプルをお持ちしましたよ」
西川がテーブルにガラスアクセサリーを広げると、それを眺めていた桜が嬉しそうに言った。
「地球の反対側の女性たちが作ったものを、私たちがこうして手に取れるなんて素敵よね。たくさんの女性たちが幸せになれるように、頑張らなきゃ。社内の女性スタッフと販売戦略を考えるわ」
桜の瞳が、キラキラと輝いていた。