アラサー女子やってたら、知らないうちに母親になっていました。
第十九章 神様からの授かり者
「ねね、何でゆうちゃんはママのところに来たの」
素朴な疑問だった。この小説の為に色々と聞きたいことを聞いていた時のことだった。
「ジッジ(神様)が「「あのお家に行けば幸せになれるからあのお家に行きなさい」」って言ったから来た」とゆうちゃんは言っていたらしい。
ん???
なぜ、こんな部屋が汚くて午後も働けるのに怠けて午前中しか働く契約をしない、給料日前になると親に金を借りて定期通院する貯金のない僕の所に子供???
なんて思ってしまった。
ほんと、神様、申し訳ありませんでした。
だが、今はなぜ私が親になったのか何となく分かる気がする。
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