アラサー女子やってたら、知らないうちに母親になっていました。
第二十六章 ひいじいちゃんとひいばあちゃん
親を決めた子はその親の家で暮らす。うちの子も例外ではない。
お盆の時、うちのじいちゃんとばあちゃんが帰って来ていて、ゆうちゃんの踊りを見てくれたらしいうちのばあちゃんがゆうちゃんに聞いたらしい。
「あなた、どこの子」
と。
そしたら、
「ここに来る予定の子」
と言ったらしい。
そしたら、うちのばあちゃんが
「ありがとう」
と返したらしい。
じいちゃんは隣でニコニコしてたらしい。
普通の子は踊らないから白い目で見られることもあったらしいゆうちゃん。
嬉しかったらしい。
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